なぜなぜ分析をするときに注意してること
若手社員が誤って稼働中のDBを吹っ飛ばす事案が発生。
— 会津”眼鏡置き場 (@family__sugar) 2016年7月4日
再発防止としてナゼナゼ分析を丸投げされた当チームは「DBに不慣れな若手に丸投げした。」「若手にDBの教育をしない。」「そもそもトランザクションログを取ってれば復旧出来たのでは?」などを起点に、全て課長が悪いとして返した。
というツイートをRTで見かけたので、なんとなく自分がなぜなぜ分析するときに気をつけていることを書きます。
上記のツイートは、たぶん結果(課長が悪い)を用意した上で行っているジョーク的な内容だと思ってるので以降では触れません。
なぜなぜ分析をする上で自分が気をつけていることは「部外者(該当の作業等々に知識のない人)が逆から読んでもちゃんと納得できる流れになるか」という一点につきます。
なぜなぜ分析の本場であるトヨタ系列のマニュアルに、悪い「なぜ」の例として「給与が少ない」があるのを見かけたことがあります。実際にこれを当てはめると「彼(彼女)は給与が少ないので〜〜」となり、「じゃあなんで同じ給与のAさんからは問題が起きていないの?」「なんで給与上がるとミスしなくなるの?」という疑問が生まれます。
何か原因があるとするなら、問題を起こしてしまった人と問題を起こしていないAさんの違いに隠されているはずです(と書くと、問題を起こした人に問題があるように捉えられそうですが、そういう意味ではないです)。
たまになぜなぜ分析は無駄とか危険という意見がありますが、そういう時に挙げられるなぜなぜ分析シートは決まって逆から読むと「ん?」となる場合がほとんどなので、気をつけたいですね。
例えば上記のツイートの場合だと「課長が悪いので、〜〜」という話から始まって、いきなり「ん?」となってしまうので、悪いパターンになりますね。結局触れた。
by yamacraft
| 2016-07-07 22:00
| いろいろ