タイトルが長い。

上記の通りです。場所はKOKUYOホール。机に1つ電源がついてて良かった(小学生並の感想)。
リアルタイムでの質問受付のために http://www.sli.do/ というサービスが使われていたけど、とてもよさ気な感じだった。で、サービスの利用価格見てびっくりした。

ちなみに発表資料は後日メールでURLを配信という話でしたがまだ来ていないですね。
そういえばカンファレンス中に「Google Play Game Serviceを使ってる人は…」という質問にたいして、ズンドコキヨシゲームを作ったおかげで挙手できたので良い思い出です。

最初にも触れたんですが、発表資料自体は後々公開される(はず)のと、すでにまとめている人が何人もいらっしゃるので、ここでは個人的な雑感とか温度感みたいなのを書いていきます。

【Overview of Android Beta Program】

いわゆるオープニングトーク。Android Nのロードマップを改めて説明(Preview5までリリースしてからQ3にて正式版をリリース)。
今回は特にユーザーからの要望やバグ報告が送られることを期待しているらしく、この後の話でも積極的な投稿を呼びかけていた。

ちなみに要望による仕様が変わる可能性はPreview 3(次のアップデート)までで、それ以降は基本はバグフィックスがメインになるので、要望は特にいまのうちに少しでも早く出した方が良さそうな感じだった。

【Android Studio 2.0】

以前からこうした時期はどうやってAndroid Studioをアップデートさせていくのかが正解かわからなかったけれど、やっぱり「複数バージョンを共用する」ことが正解っぽい雰囲気だった。
Jack and Jillに関しては「おそらく」1年後に正式採用ということで、社内でもハッキリとした明言はされていないのかなという印象。
そしてまだAndroid Studio2.1でもJackを利用した際の問題がいくつか起きているのは把握している模様。積極的にバグレポートを送って欲しいということも言われていた。

MultiDex部分にもいくつか改修がおきているらしく、特に今回からProguard以外でもシュリンク機能のみを使うことができるようになった。
ただしMultiDex対応すると何故かメソッド数が増えてしまうケースもあるらしく、これは対応中という雰囲気。

なお、ここで少し質疑応答の時間がとられるも、正直回答がどれも歯切れの悪いものばかりで、あまり素直に捉えるのは危険かなという印象だった。

【Android N What's New】

主な追加機能に関するざっくりとした概略。マルチウィンドウ間はウィンドウ間でドラッグアンドドロップもできるらしく、今度確認してみようと思った。
マルチウィンドウ対応は、既存アプリは強制的に「対応済み」と認識されるようで危ない。

通知のグループ化に関しては、既存のGCM利用時のグループID設定?と見た目の違いがよくわからなかった。
Java8部分に関しては、JDK1.8の機能そのままが使えるかはかなり微妙な感じで、サードパーティのライブラリの利用が必要そうな印象だった(あとJack利用が前提になるのと、上記でjackにも問題が残っていることを考えるとかなり利用しづらい)

あと気になった機能としてはデータセイバーと、特定のディレクトリへのアクセス権限確認。後者は正直そこまで言うほどユーザーが既存のストレージアクセス許可に敬遠してたのかなっていう印象がある。

データセイバーはAndroidの利点であるバックグラウンド動作に多大な影響があるし、これをONにすることで明示的に「無駄な通信やめろ」というユーザーの意思がアプリに伝えられることになるので、普段の動作でもデータセイバーONの時の挙動を意識しないと「クソアプリ」と認定されやすくなる危険性をはらんでる感じがある。
ちなみにデフォルトはOFF、というのが良心的だと思った(マルチウィンドウに比べて)。

他にも表示サイズ変更をやんわりと対応して欲しいというオーラみたいなのを感じた。とはいってもsw320dpでも表示に問題がなければよさそうだけど。

【Android NDK / Game / Vulkan Updates】

/system/lib/以下のライブラリ参照(libpng/libcrypto)が禁止になったのは結構NDK利用としては厳しいのかなと思ったけどどうなんだろう。
あとAndroid StudioでのNDKサポートとSDKマネージャでNDK落とせるようになった説明はありつつ、AS利用時の注意点も言われなかったので、もうASでNDKやるときの問題点はなくなったのかなという印象。

Vulkanに関してはモノ自体は良さそうだけど、使える端末自体もそうとう限られているところもあるので、個人的にはUnityでの対応を待った方がいいのかなあという印象でした。
あとCardboardに関する熱意を感じた。

【QAセッション】
印象に残ったものを抜粋

- 開発言語のswiftとかkotlinについて
コアになることはまずない、という力強い言及。kotlinはjavaがベースなのでまあ使って開発するのもいいんじゃないかな……。という、昔ScalaとかGroovyでアプリ開発することへの質問に対する温度感そのままという印象。

- Volleyについて
Google社内でもメンテやろうぜ!みたいな雰囲気がほぼ出てない印象。ささっと別ライブラリを利用したほうがよさ気。

- Bottom Navigationについて
デザインガイドラインは常に様々なフィードバックを受けて更新されていることと、Bottom Navigationもその一つで今後更新されることもあるということ。そしてGoogleのデザイナー曰く「Bottom Navigationはタブの置き換えではない」

- Android Support Library 23.3.0について
実は元々バグフィックス版だった。直前でAppLaunchCheckerが追加されたのでマイナーバージョンアップとなった。
また、getDrawable()の削除があったがこれは一部の端末で機能しないことがわかったためであり、基本機能が削られることはない。

- 音を止める時ってonPauseなの?onStopなの?
スピーカー同士で意見がわかれたので、後日Google Japan Devブログで回答がくるらしい。

- Java 8について
StreamのAPIバックポートの予定なし。サードパーティのライブラリを使うしかない。

- Design Support Libraryについて
Bottom NavigationのSupport Library組み込みは現在「作っていない」ので、要望を送らないと用意されなさそう。
InboxのようなFABを使ったメニューは実装しようとして流れたが、予定はある(調整中)。

- エミュレータ利用時の不満について
どんどん要望を送って

- useLibrary ‘org.apache.http.legacy'のサポート期間について
不明

- 開発環境について
Google内でもLinuxとMacを利用している人がほとんどで、Winは検証もあまりよろしくなければ対応に関する熱意も低めという雰囲気

- OpenCL、RenderScriptについて
RenderScript推進していた中心人物がGoogleを去ったので、今後はVulkanが推進されていく可能性が高い。OpenCLは今後もサポートなどはされなさそう。

- Support Libraryの今後について
もしかしたら年内にAPI4以下が落とされる可能性がある

- フィードバックの送信内容について
スクショなどの添付で補足してくれれば雑な英語でもいい。のでぜひ送ってほしい。

- cardboard SDKについて
社内の熱意は高いのでVulkan対応はいずれやるかも。UnityはUnity側でVR関連のAPIが充実してきたので少しずつこちらのサポートは切るかも。

以上でーす。
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by yamacraft | 2016-05-01 00:00 | 勉強会